※退職エントリではありません。(ネット上での退職記事が多いので念の為。)
今日は年度末 3/31、今日が最後で退職という方が多い日です。
既に有給消化で仕事を実質していなかった方、昨日まで仕事してたよという方、土日も無かったよという方、今日も仕事だよっ!という方。
残る人となった人、去る人となった人、残される人となった人、去る事が出来なくなった人。
様々な状況とは思いますが、卒業される方、卒業おめでとうございます。(めでたいかどうかは人それぞれだとは思いますが)
最終日の方々に聞いてみたい。
引継は万全ですか?
ITとか言われる事の多い業界、担当が1人しか居ない状態が多くみられるこの業界、退職にともなる引継は困難を極めるケースが多くみられる。
場合によっては、来週から居ませんよというケースまである始末。
引き継いだのは、資料の一部で全体が揃ってないとかいうケースもちらほら。
僕も10年以上この変な業界に居れば、人に引き継いだ事も、人から引き継いだ事も、聞いてないけど担当に変わってたとか色々ある訳ですが、まともな引継が行われているのをみるのは数少ない。
数少ないというのは、そもそもプロジェクトの切れ目や、長期間かけて退職に向かうケースが多いので、引継で引継ぐものが無い様にそもそも普段からしているケースがあるからともいえる。(そんなケース見た事ないという方も多そうではあるが。)
今回、引継は万全ですか?
としたのは、引継先に引き継いだのか?という話ではなく、引継先ではなく、それ以外への根回しは万全か?というのを聞いてみたい。
引継ぐ先が存在する場合、引継は行っているだろうと思われるが、引継先以外への引継はどうだろうか?
引継先以外への引継先の通達。(退職の挨拶をかねて行われる事も多いので、多くの場合は実施しているのだろう)
引継先以外への連絡が徹底できていない場合、引継ぎしなかったとみなされるケースが存在するので注意が必要だ。
ここまでは、一般的に退職時の引継で行う事が多いのでトラブルは起きにくい。
ここからが破綻しているプロジェクトでの引継でみられる。
担当していた範囲の意識合わせ。普通はプロジェクトで意識は大まかには合っている事が多いが、ずれているケースが稀に存在する。
場合によっては、「退職した会社の範囲ではないから知らない」という回答を続けるケースも存在する。
「本当に退職したのか?」「本当に新しい会社に行っているのか?」と聞かれ続けるケースも存在する。
「メールしてるんだけど?」と電話されても何処の会社の誰に送ってるのかが解らないケースも存在する。
引継先に引継ぐだけでなく、引継先ではない先への引継は重要。ここが甘いと双方面倒でしかない。
退職した人のイメージも悪いし、退職した人に毎日聞き続ける人のイメージも悪い、引継先の人のイメージも悪くなる。
一番迷惑をこうむるのは、その先の客だったりする。(客の方が変だった?そのケースもあるかもしれないが。。。)
引継範囲内の事、引継範囲外の事、引継先への引継、引継先以外への引継、は万全ですか?万全でしたか?
みなさん引継での、良かった引継方、悪かった引継方、引継時のトラブルでの解決法、引継後のトラブルでの解決法、知りたい事なのではないのだろうか?(僕は知りたかった)
引継期間が延長された状況の人は、引継先以外への引継にも注意してみてはいかがでしょうか。