MZK-DP150NのFlashが変更されているらしい
2018年3月18日(日) 18:52 JST
閲覧数 2,178
いくつか情報が降ってきたので、記載しておきます。
OpenWrtでサポートデバイスに入っているMZK-DP150Nですが、どうやら新しいデバイスでは使われているFlashが変更され、動作しなくなっている模様。
正確には、SPI Flashが認識できなくてrootfsがマウントできない。
シリアルが簡単に引き出せないので復旧が困難ですので、注意ください。
降ってきている情報では、この様な状態の模様。(実機を所持していないので詳細は不明)
パッチも用意してみたが、実機がないので未検証。
Linuxのドライバに定義がないだけなので、これだけで足りる筈。
[2018/05/15 追記]
実機提供頂けたので、詳細確認取りました。(houmuxitongさん、実機提供頂き有難うございます。)
確認結果はこちらに纏めました。ほぼ予想通りの結果になります。\\
残念ながら未開封状態での復帰は困難と判断しています。
MZK-DP150N、新リビジョンのFlash対応
OpenWrtでサポートデバイスに入っているMZK-DP150Nですが、どうやら新しいデバイスでは使われているFlashが変更され、動作しなくなっている模様。
正確には、SPI Flashが認識できなくてrootfsがマウントできない。
シリアルが簡単に引き出せないので復旧が困難ですので、注意ください。
降ってきている情報では、この様な状態の模様。(実機を所持していないので詳細は不明)
spi spi0.0: force spi mode3 m25p80 spi0.0: unrecognized JEDEC id bytes: 1c, 70, 16 m25p80: probe of spi0.0 failed with error -2おそらく、EN25QH32が使われているものと推測される。
パッチも用意してみたが、実機がないので未検証。
Linuxのドライバに定義がないだけなので、これだけで足りる筈。
--- a/drivers/mtd/spi-nor/spi-nor.c +++ b/drivers/mtd/spi-nor/spi-nor.c @@ -955,6 +955,7 @@ { "en25p64", INFO(0x1c2017, 0, 64 * 1024, 128, 0) }, { "en25q64", INFO(0x1c3017, 0, 64 * 1024, 128, SECT_4K) }, { "en25q128", INFO(0x1c3018, 0, 64 * 1024, 256, SECT_4K) }, + { "en25qh32", INFO(0x1c7016, 0, 64 * 1024, 64, 0) }, { "en25qh128", INFO(0x1c7018, 0, 64 * 1024, 256, 0) }, { "en25qh256", INFO(0x1c7019, 0, 64 * 1024, 512, 0) }, { "en25s64", INFO(0x1c3817, 0, 64 * 1024, 128, SECT_4K) },試された方や、文鎮化して既に不要品があるとかありましたら、ご連絡頂ければと思います。
[2018/05/15 追記]
実機提供頂けたので、詳細確認取りました。(houmuxitongさん、実機提供頂き有難うございます。)
確認結果はこちらに纏めました。ほぼ予想通りの結果になります。\\
残念ながら未開封状態での復帰は困難と判断しています。
MZK-DP150N、新リビジョンのFlash対応