PocketBeagle、BeagleBoardの小さい版
2017年10月18日(水) 00:14 JST
閲覧数 30,862
PocketBeagle、盛り上がるかと思ったが日本では盛り上がる処か話題にも上がらない。
BeagleBoardは出た当初それなりに盛り上がった記憶があるのだが、Raspberry Piが一掃してしまった感がある。
アナログを扱う人にはBeagleBoardを使う人が一定数居る様なのだが、知名度でもRaspberry Piが使われがち。
仕事でもRaspberry Piでというのが出てくる訳で、BeagleBoardがこれからどうなるか気になる。
BeagleBoardは、BeagleBone Black Industrialと産業グレード品もあったりと期待していたりもするのだが。。。(PocketBeagle Industrialとか出るのかな?)
PocketBeagleのスペックを見ていくと、Raspberry Pi Zeroと比べるという事になるのだろうか。
処理性能はPocketBeagleが高くなるが、全体としてRaspberry Pi Zeroの方が便利感が出てしまう。
EthernetやWiFiは非搭載、使うにはUSB経由という事になる。(CANはあるので、車載には便利なのかもしれない)
Peripheralを見て行かないとPocketBeagleの良さがさっぱりわからない。(残念だがそこを気にしてARM板を買う一般人が少なくなっている。)
PWMだったりCANだとかを搭載しているのはBeagleBoardの特徴といえるだろう。(Analog Inputが多いのも)
また忘れてはいけないのが、2×32-bit 200-MHz programmable real-time units (PRUs)。メインのCortex-A8とは異なり動作するコアがあると僕自身は認識しているのだが、扱い方がまだよく解っていない。リアルタイム性に優れた事ができるので、良くあるARM板の欠点をカバーできる箇所でもある。(個人的にはもっとうまく使っていきたいBeagleBone系なのだが)
今更NEONが入っていても速いとは感じないですね。
Raspberry Pi ZeroのARM11に比べたら速いのですが。
Cortex-A8なのでシングルコアですし。(Cortex-A7よりはちょびっと速い)
クアッドコアとか当たり前になってきているので、単純な処理性能をPocketBeagleに求めるのは間違いの様です。
programmable real-time unitsを上手く使ったハード寄りを上手く使えるLinux板として見るのが上手な扱い方なのだろう。
SoCがすごく大きく見えてしまう。
RAMだったりを考えたらこれ位のサイズにはなるのだろうが、Peripheral廻りで大きくなってしまっているのだろうか。
ARMコア自体は小さいと思うのだが。
uSDスロットは刺した時にロックがかかるタイプです。(NAND付けて欲しかった感は残る。)
裏面、ピンアサインがシルク印刷されてるので、試す時に便利そうです。
ヘッダーピンは付いていないので、L字で引き出したりとかも出来て、配置の工夫がしやすい。
個人的には扱いやすいんじゃないかと思ってる。
Raspberry Pi Zeroとのサイズ比較。
さほど変わらない。
ネットワークにはつながって欲しかったなという処は、ヘッダー箇所にUSBが出ているので、そこにUSB BTかUSB WiFiを付けるのが鉄板だろうか。
あとは、programmable real-time unitsでリアルタイム性を生かすのが味噌な気がします。
BeagleBoardは出た当初それなりに盛り上がった記憶があるのだが、Raspberry Piが一掃してしまった感がある。
アナログを扱う人にはBeagleBoardを使う人が一定数居る様なのだが、知名度でもRaspberry Piが使われがち。
仕事でもRaspberry Piでというのが出てくる訳で、BeagleBoardがこれからどうなるか気になる。
BeagleBoardは、BeagleBone Black Industrialと産業グレード品もあったりと期待していたりもするのだが。。。(PocketBeagle Industrialとか出るのかな?)
PocketBeagleのスペックを見ていくと、Raspberry Pi Zeroと比べるという事になるのだろうか。
処理性能はPocketBeagleが高くなるが、全体としてRaspberry Pi Zeroの方が便利感が出てしまう。
EthernetやWiFiは非搭載、使うにはUSB経由という事になる。(CANはあるので、車載には便利なのかもしれない)
PocketBeagle | Raspberry Pi Zero | |
---|---|---|
SoC | OSD3358 1GHz Cortex-A8 | BCM2835 1GHz ARM11 |
RAM | 512MB | 512MB |
Storage | uSD | uSD |
USB | 2(micro, pin) | 2(micro) |
Video out | none | Mini HDMI |
Peripheralを見て行かないとPocketBeagleの良さがさっぱりわからない。(残念だがそこを気にしてARM板を買う一般人が少なくなっている。)
PWMだったりCANだとかを搭載しているのはBeagleBoardの特徴といえるだろう。(Analog Inputが多いのも)
また忘れてはいけないのが、2×32-bit 200-MHz programmable real-time units (PRUs)。メインのCortex-A8とは異なり動作するコアがあると僕自身は認識しているのだが、扱い方がまだよく解っていない。リアルタイム性に優れた事ができるので、良くあるARM板の欠点をカバーできる箇所でもある。(個人的にはもっとうまく使っていきたいBeagleBone系なのだが)
今更NEONが入っていても速いとは感じないですね。
Raspberry Pi ZeroのARM11に比べたら速いのですが。
Cortex-A8なのでシングルコアですし。(Cortex-A7よりはちょびっと速い)
クアッドコアとか当たり前になってきているので、単純な処理性能をPocketBeagleに求めるのは間違いの様です。
programmable real-time unitsを上手く使ったハード寄りを上手く使えるLinux板として見るのが上手な扱い方なのだろう。
SoCがすごく大きく見えてしまう。
RAMだったりを考えたらこれ位のサイズにはなるのだろうが、Peripheral廻りで大きくなってしまっているのだろうか。
ARMコア自体は小さいと思うのだが。
uSDスロットは刺した時にロックがかかるタイプです。(NAND付けて欲しかった感は残る。)
裏面、ピンアサインがシルク印刷されてるので、試す時に便利そうです。
ヘッダーピンは付いていないので、L字で引き出したりとかも出来て、配置の工夫がしやすい。
個人的には扱いやすいんじゃないかと思ってる。
Raspberry Pi Zeroとのサイズ比較。
さほど変わらない。
ネットワークにはつながって欲しかったなという処は、ヘッダー箇所にUSBが出ているので、そこにUSB BTかUSB WiFiを付けるのが鉄板だろうか。
あとは、programmable real-time unitsでリアルタイム性を生かすのが味噌な気がします。