玄箱 Debian 5.0 (lenny) 化
2012年1月28日(土) 21:31 JST
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今更ですが、玄箱 Debian 5.0 (lenny) 化しました。
とうの昔に引退させていた初代玄箱ですが、復活させてみました。
4.0の状態まではアップしていましたが、設定など綺麗にしてしまおうと、リカバリからやり直しました。
とりあえず、4.0なイメージが存在する様子なので4.0でリカバリを実施するも何故かエラーが発生してリカバリできず。
3.0なDebian化キットであれば問題ないので、とりあえず3.0化。
kuro_102.zip を利用しリカバリ。(Debianイメージは、玄箱うぉううぉう♪ で公開されているものを利用)
イメージファイルを差し替えて、実行するだけの簡単作業です。
リカバリ後は、IPアドレス:192.168.0.100、ユーザ:tmp-kun/tmp-kun、root/adminでログインする形になります。
ここからが 5.0化の話になります。
1.まずは、パーティションの切り直しを行います。
hda3がデータ領域に割り当てられていますが、いったんumountしcfdiskで以下の様に作成しなおします。(fdiskではなくcfdiskです。fdiskはコマンドが入ってなかった。。。)
パーティションを作成しなおしたら、ext3でファイルシステム作成まで済ませておきます。
udevがまだ無かった時代のKernelが動いているので、再起動しないとhda4が見つかりません。
2.5.0(lenny)化の為のファイル一式を入手します。
Revulo's Laboratory
Genbako kernel collection (もしくはそのミラーサイト)
3.入手したファイルの配置先はこんな感じ。
/boot ディレクトリ
/etc以下の kuro_load_param ファイルの以下箇所を編集。
loader.o を利用してKernel 2.6系をブートする仕組みですね。
一時期 loader.o が流行った記憶があるが、存在自体忘れていた。
とうの昔に引退させていた初代玄箱ですが、復活させてみました。
4.0の状態まではアップしていましたが、設定など綺麗にしてしまおうと、リカバリからやり直しました。
とりあえず、4.0なイメージが存在する様子なので4.0でリカバリを実施するも何故かエラーが発生してリカバリできず。
3.0なDebian化キットであれば問題ないので、とりあえず3.0化。
kuro_102.zip を利用しリカバリ。(Debianイメージは、玄箱うぉううぉう♪ で公開されているものを利用)
イメージファイルを差し替えて、実行するだけの簡単作業です。
リカバリ後は、IPアドレス:192.168.0.100、ユーザ:tmp-kun/tmp-kun、root/adminでログインする形になります。
ここからが 5.0化の話になります。
1.まずは、パーティションの切り直しを行います。
hda3がデータ領域に割り当てられていますが、いったんumountしcfdiskで以下の様に作成しなおします。(fdiskではなくcfdiskです。fdiskはコマンドが入ってなかった。。。)
パーティション | サイズ | 用途 |
/dev/hda1 | 256 MB ~ 2 GB | ブート用 |
/dev/hda2 | 256 MB | スワップ領域 |
/dev/hda3 | 4 GB 程度? | lenny 用 |
/dev/hda4 | 残り全部 | データ用 |
udevがまだ無かった時代のKernelが動いているので、再起動しないとhda4が見つかりません。
2.5.0(lenny)化の為のファイル一式を入手します。
Revulo's Laboratory
Genbako kernel collection (もしくはそのミラーサイト)
3.入手したファイルの配置先はこんな感じ。
/boot ディレクトリ
- loader.o
- Linux 2.6 のカーネルを展開
- lenny のイメージファイルを展開
- カーネルモジュールを展開
/etc以下の kuro_load_param ファイルの以下箇所を編集。
OPTIONS="root=/dev/hda3"
loader.o を利用してKernel 2.6系をブートする仕組みですね。
一時期 loader.o が流行った記憶があるが、存在自体忘れていた。