ML110 G6ファン交換してみたが
2011年2月13日(日) 23:24 JST
閲覧数 21,215
まずは結果からですが。
効果薄。
もともと電源投入時は爆音ではあるものの、稼動中はML115とは異なり静かな為、稼動音自体にさほどの違いは得られませんでした。
電源投入時の爆音が無くなることにメリットはあるものの、作業の手間、静音ファン代を考えると微妙感の残る結果です。
ケースファン、CPUファン両方が92mmのものが利用されており、ケーブル線は4本つながっています。
通常のファンであれば、赤、黒、黄の3本しかありませんが、今回3本だけをつけた状態でもサーバ起動する事は確認できました。
青の線が何に使われているかはよくわかりませんが、青を絶縁するとファン回転が全開状態になる為、この線をいじればファン交換せずとも静音化は可能かもしれませんが。。。
ケースファン交換は、ファン固定が金属ネジではなく、ゴムが利用されている為、代わりのゴムの入手が必要になります。
CPUファン交換のみでは、電源投入時の爆音はなくなりません。
ここは、ファン交換を試みるには若干費用が掛かってしまいます。
交換後は金属ネジにしてしまう方法は可能です。
CPUファンは、CPUクーラー丸ごと一旦取り外す形になります。
取り外しは比較的簡単にできると思います。
星型のネジが使われていますが、マイナスドライバーで取り外し可能となっています。
ML115とは異なり、ML110 G6でのファン交換は、電源投入時の音が気になる場合と、利用OSの都合上爆音状態になる場合以外は、ファン交換に手間を掛けるのは微妙と感じます。
ファン交換でサポートが受けれなくなる事などを考えれば、リスクを犯してまで交換は必要ないのではないかと。
今回使ってみたファンは、「S-FLEX SFF92B」となります。
1500rpmと若干回転数が低いかと心配しましたが、Xeon X3430が発熱が低かったので問題はなさそうです。