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LOMAC/LSMビルド

しょっぱなビルドからコケマシタ。
linux-2.6.7で、CentOS 4.8環境です。

LOMAC/LSMは、そのままだとlinux/kgdb.hを使ってるんです。
kgdbを使わないのであれば、ソース流し読みした感じでは外しても問題ない様子です。
kgdbなんて入れるのは面倒なので、hooks.cの以下31行目はコメントアウトで対応します。
#include <linux/kgdb.h>

■linux-2.6.7のコンフィグから以下を外しておく。
lomac.koとの依存関係で、先に読み込まれているlomac.koが読み込めません。
かつ、SELinuxと共存させる訳にはいかないので、SELinuxはさようなら。
# make menuconfig
・・・省略・・・
  • CONFIG_SECURITY_NETWORK
  • CONFIG_SECURITY_CAPABILITIES
  • CONFIG_SECURITY_ROOTPLUG
  • CONFIG_SECURITY_SELINUX
■Kernelビルド
いつもどおりですね。
# make
# make modules
# make install
# make modules_install
■LOMAC/LSMビルド
まずはじめに記載した、hooks.cの以下31行目はコメントアウト。
次に、Makefileの以下をカーネルソースディレクトリに書き換え。
KDIR	:= /home/kguo/linux-2.6.7
最後にビルド、lomac.koができるはず。
# make
このlomac.koをinsmodで読み込めばLOMAC/LSMポリシーが動作した状態になります。
ローカルコンソールで実施する必要がある、sshdのポリシーがLSM版では存在しないため、SSHは動かなくなってしまいます
それ以前に何も受け付けてくれない状況に陥ってしまいます。

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